【インタビュー】『39歳までに知っておきたかった100の言葉』千田琢哉さん

「一流」と「二流」の
一番大きな違いは「学歴」と断言する
文筆家・千田琢哉が語った自分の使命

文筆家・千田琢哉さん


コンサルティング会社で1万人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実と知恵を活かし、タブーを恐れずに執筆活動を行う文筆家の千田琢哉さん。

これまでに200超の著作を執筆し、累計発行部数350万部を超える千田さんは、2024年から若い世代に対してX(旧Twitter)と同じ140字で社会の残酷な現実を伝える新しいタイプのビジネス書の出版に挑戦している。

その千田さんが同シリーズの一冊として刊行したのが『39歳までに知っておきたかった100の言葉』だ。本作の執筆を決意したきっかけは何だったのか? 企画の着想や若者にメッセージを伝えたいと思い立ったきっかけ、そして千田さんが考える一流と二流の違いについて話を聞いた。

 

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――X(旧Twitter)と同じ140字で100の名言を解説するというスタイルは、数あるビジネス書の中でも画期的な企画だと思います。この企画を着想した経緯をお聞かせください。


このスタイルは出版デビューして早い段階で築いたものであり特にXを意識していたわけではありません。より正確には出版する前から自分にはこのスタイルが向いていると感じていました。経営コンサルタント時代にプレゼン資料を作成する過程で顧客からの評判が高かったというのが大きいかもしれません。


――普段本を読まない若者にもメッセージを伝えたいと思い立ったきっかけとなった体験があったのでしょうか。


あります。会社員時代に膨大な数の人と対話するうちに「伝えたことが情報ではなく、伝わったことだけが情報である」と痛感させられたことが大きいですね。「何度言ったらわかるんだ!」ではいけません。「愛している」と相手に伝わっていなければそれはこの宇宙に存在していないのと同じなのですから。


――本書では生きていく上で知っておきたい現実が恋愛、仕事、勉強、お金、友情、転職、成功、情報、健康、人生の10のパートに分けて書かれていますが、Part1を「恋愛」とした理由を教えてください。


正直、特に意識せずに書いたのですが、きっと愛がなければすべてが砂漠のように干からびてしまうと感じたからでしょう。20代は肉体も瑞々しく性欲を満たすことが愛だと錯覚してしまいがちですが、30代になると自然の摂理で着々と肉体の老化が始まり歳を重ねるほど精神に対する比重が高まる気がします。


――冒頭に「私自身も30代で自分のオワコンを悟って今に至る」とありますが、人はなぜ30代でオワコンになってしまうのでしょうか。


きっと自然の摂理でしょう。つい100年前までの人類は50歳まで生きられるかどうかというのがスタンダードでした。それが今では衛生管理が整い延命治療も行われるようになったためか80歳以上まで生きる人が増えています。本当は50歳で寿命が尽きると考えれば30代でいったんピークを迎えるのが自然ですね。


――千田さんは30代で自分のオワコンを悟ったきっかけとなった体験を教えてください。


2011年に20万部超の代表作を出したことです。比較的万人受けする本を出したことで「これからは自分の本音をぶちまけたい!」「かつて自分にもそうしてくれた恩人がいたように、本気の挑戦者に向けて本当のことを伝えたい!」という気持ちが抑えられなくなりました。きっとこれは私の使命なのでしょう。これまで読んできた本の中でお笑い芸人の大御所や売れっ子のミステリィ小説家たちも「自分は30代後半で一度オワコンになった」と告白されていたので、当然私にも同じことが起こって次のステージに進めるのだろうと悠然としていられました。オワコンになるためには一度当てなければなりません。一度も当てない人にオワコンは永遠に訪れませんから。


――千田さんは清談社Publicoから「一流の人」シリーズを3冊出版されています。本書にも「成功には二通りある。上流の成功と下流の成功だ。」という名言が紹介されていますが、千田さんが考える一流(上流)と二流(下流)の一番大きな違いとは何でしょうか。


密室でエグゼクティブたちに胸襟を開いてもらったありのままの真実を公開しましょう。学歴です。これは世界共通ですよ。欧米を中心とした先進国は笑っちゃうくらいに学歴主義です。日本だと早慶や北大以上の難関国立大学、アメリカだとアイビーリーグ、イギリスだとオックスブリッジ、フランスだとグランゼコール等の学歴を獲得するよりも、お金持ちになるほうが遥かに簡単です。人類には共通して「難易度が高いものを突破したほうが偉い」という物差しがあります。イーロン・マスク、ジェフ・ベゾスは文句なしに上流の成功者です。ただ人生は一度きりです。ドバイやシンガポールの成功者たちがそうであるように、人生は楽しんだ者勝ちだと思います。


――ありがとうございました。



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千田琢哉(文筆家)

愛知県生まれ。岐阜県各務原市育ち。文筆家。東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社事業企画本部・企画室・統括室等を経て独立。コンサルティング会社では多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。保険業界では業界紙「保険毎日新聞」「新日本保険新聞」等で1ページ独占連載記事を長期間担当して脚光を浴びた。のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、“タブーへの挑戦で、次代を創る”を自らのミッションとして執筆活動を行っている。著書は本書で182冊目。音声ダウンロードサービス「真夜中の雑談」、完全書き下ろしPDFダウンロードサービス「千田琢哉レポート」も好評を博している。


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