ベンジャミン・フルフォードさん『再起動する世界経済』

「闇の支配者」が仕組んだ 米中の解体と権力者たちの退場

混迷するアメリカ大統領選、泥沼化するイスラエルとパレスチナ、

為替の乱高下を結ぶ「点と線」


金融「旧体制(アンシャン・レジーム)」に引導を渡す「リセットボタン」は誰が押すのか?

……日本が復活する「たったひとつの方策」とは?


世界では旧権力体制の排除が加速している。

欧米の権力層、とりわけ戦後体制のしくみで利益を得てきた国、

旧勢力(ハザールマフィア)の最期は着実に迫っている。


2024年7月31日、金融政策決定会合で日本銀行が追加利上げを決定した。

同日、イランが支援するイスラム組織ハマスの最高幹部が殺害された。

つまり、日銀の追加利上げ発表とイラン対イスラエルの全面戦争が同時に計画されていたことがわかる。


世界はいま、悪事を繰り返す従来の欧米支配階級にうんざりし、あきれかえっている。

世界の既存体制の崩壊劇が続き、いずれ完全崩壊するのは時間の問題だ。

――「はじめに」より


これが、われわれの未来を左右する世界経済の「リアルな姿」だ!

●2022年9月、アメリカ政府とFRBは破綻していた

●日本政界のスキャンダルと既存体制の終焉

●「石油本位制ドルの終焉」とアメリカの危機

●アメリカの堕落ぶりを象徴するバイデン政権のまやかし

●ウクライナ支援をめぐる欧米各国の対応の変化

●プーチンの「ナチス勢殲滅」作戦に協力するトランプ

●なぜ、ヨーロッパでは極右政党が勢力を伸ばしているのか

●ネタニヤフ逮捕後に大変化する世界の権力構造

●不動産バブル崩壊で揺らぐ中国共産党の権力基盤

●世界で巻き起こる反欧米と多極的世界秩序の構築


【目次】

第1章 なぜ世界は再起動へと向かうのか

第2章 再起動するアメリカ経済

第3章 再起動するヨーロッパ経済

第4章 再起動する中東経済

第5章 世界経済の「リセットボタン」が押される日


ベンジャミン・フルフォード

1961年カナダ生まれ。ジャーナリスト。上智大学比較文学科を経て、カナダのブリティシュ・コロンビア大学卒業。米経済紙『フォーブス』の元アジア太平洋支局長。著書に、『日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日』(光文社)、『メルトダウンする世界経済』『闇の支配者に握り潰された世界を救う技術』シリーズ(イースト・プレス)、『分断される世界経済』『戦時体制に突入した世界経済』『ディストピア化する世界経済』(清談社Publico)、『破滅する世界経済と日本の危機』(かや書房)、『もしトランプが米大統領に復活したら』(宝島社)、『アメリカ帝国消滅後の世界』(秀和システム)など多数。


著者:ベンジャミン・フルフォード

発売日:2024年10月3日

ISBN:978-4-909979-68-1

判型・ページ数:四六判・296ページ

定価:本体1,600円+税

amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4909979689